Windowsリモートデスクトップ接続で使用するポートを変更するには
やりたいこと
WIndowsリモートデスクトップ接続で使用されデフォルトのポートは、「3389」です。 これを変える方法を書いてみたいと思います。
環境
本手順はWindows Server2016で実施しましたが、 以前バージョンでも使用できるはず。
正規の手順
以下がおそらく正式な手順です。
接続先サーバ
「Windowsキー」+「R」を押す
「ファイル名を指定して実行」ダイアログで「regedit」と入力して「OK」をクリックする
レジストリエディターが起動する
左ペインのツリーより、以下まで展開する HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp
右ペインの「PortNumber」をダブルクリックする
表記を10進数にし、値のデータに変更したいポート番号を入力する
#以下はポート番号を7777に設定している例接続先サーバを再起動する
接続元クライアント
- リモートデスクトップ接続時に「IPアドレス:変更後ポート番号」と入力する
こんな方法も使えるかも
注意)以下は自己責任でお願いします。
下記の手順は、接続先サーバ内でポートフォワーディングする方法になります。
変更後のポート番号で接続しに来たものを、接続先サーバ内でポートフォワーディングし、
3389ポートに流すという形です。
接続先サーバ
- コマンドプロンプトより下記コマンドを実行
> netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=<変更後のポート番号> listenaddr=<IPアドレス> connectport=3389 connectaddress=<IPアドレス>
接続元クライアント
- リモートデスクトップ接続時に「IPアドレス:変更後ポート番号」と入力する
#前述と同じ
注意点
ポート変更後にリモートデスクトップ接続ができない場合、 ファイアウォール設定で変更後のポート番号を使用した接続が許可されているか 見直してみましょう。